1. ホーム
  2. 企画展
  3. 樹のいのち、画家のまなざし

企画展

展覧会

樹のいのち、画家のまなざし

2015年11月14日(土)~ 12月13日(日) ※会期中無休

ナショナル ジオグラフィック展

寺田政明《[樹木]》
制作年不詳 コンテ、墨・紙 北九州市立美術館蔵

庭木や街路樹、観葉植物、山の樹々など、私たちの周りにはさまざまな樹木があります。春には桜、初夏には新緑、秋には紅葉を楽しんだり、時に癒しを求めて森林浴に出かけたり、樹木は人間の生活に寄り添っているといっても過言ではありません。また、神社や道路などで、注連縄が巻かれた木を見たことがないでしょうか。古来、樹木には神や精霊が宿ると考えられ、神社のご神体として祀られることもあります。世界的にも樹木は、地と天空をつなぐもの、生命力や豊穣のシンボルとしてとらえられてきました。
身近でありながら神秘性をも備えた樹木は、作家たちにさまざまなインスピレーションを与えてきました。樹木を見つめ、樹木と語らい、その生命を感じた作家たちは、樹木を擬人化、神格化、抽象化するなど、想像力と創造力を駆使して表現してきました。それらは作家の生命と共鳴することで現実の樹木の姿を超越し、新たな生命を吹き込まれて私たちに迫ってきます。
本展では、当館のコレクションより樹木を描いた作品や木で作られた作品を紹介し、樹木と人間の親密な関係を読み解きます。また、特別展示として当館が所蔵する東山魁夷の《樹霊》、現代作家・石塚千晃による自然にまつわる作品もあわせて紹介します。

開催期間 2015年11月14日(土)~ 12月13日(日) 会期中無休
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料 一般 600(500)円
高大生 400(300)円
小中生 200(100)円
※( )内は前売り料金および20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。前売り券は、ローソンチケット(Lコード:88397)、チケットぴあ(Pコード:767-072)、セブン-イレブン、小倉井筒屋、黒崎井筒屋、北九州モノレール主要駅、筑豊電鉄主要駅で販売。ローソンチケット、チケットぴあ、セブン-イレブンについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。
主催 樹のいのち展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞社)
後援 NHK北九州放送局、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー、北九州市、北九州市教育委員会
協賛 リバーウォーク北九州

主な出品作家

マックス・エルンスト、ジョルジュ・ルオー、モーリス・ユトリロ、青柳喜兵衛、歌川広重、香月泰男、児島善三郎、駒井哲郎、田淵安一、月岡芳年、寺田政明、東山魁夷、藤浩志ほか

特別展示:東山魁夷

日本画の巨匠・東山魁夷も樹木に魅了された画家のひとりです。東山は樹木の声を聞き、その魂を感じながら樹木を描いてきました。東山が「おまえには確かに魂が宿っていて、私をじっと見据えている」という言葉を寄せている当館所蔵の《樹霊》の展示とあわせて、NHKの美術番組で紹介された東山へのインタビュー映像も上映します。

東山魁夷《樹霊》1983年 彩色・紙 北九州市立美術館蔵

東山魁夷《樹霊》
1983年 彩色・紙 北九州市立美術館蔵

ゲスト展示:石塚千晃

古くから人間は自然のなかの生物を美しいものとして鑑賞するだけでなく、栽培や飼育によって、その姿かたちに手を加えてきました。そうして「デザイン」された生物は、自然と人工物の境界に位置しています。石塚千晃は、ニンジンなどの身近な存在を取り上げた作品を通じ、生命科学の発達した現代における自然と人間の関係について考察します。

石塚千晃《Portrait of DAUCUS CAROTA》 2014年 ※参考作品

石塚千晃《Portrait of DAUCUS CAROTA》
2014年 ※参考作品

田淵安一《大樹》1977年 油彩・麻布 北九州市立美術館蔵

田淵安一《大樹》
1977年 油彩・麻布 北九州市立美術館蔵

児島善三郎《風景》1923年 油彩・麻布 北九州市立美術館蔵

児島善三郎《風景》
1923年 油彩・麻布 北九州市立美術館蔵

藤浩志《ヤセ犬5》1987-96年 アクリル・木 北九州市立美術館蔵

藤浩志《ヤセ犬5》
1987-96年 アクリル・木 北九州市立美術館蔵

歌川広重《名所江戸百景 深川木場》1856年 錦絵・和紙 北九州市立美術館蔵

歌川広重《名所江戸百景 深川木場》
1856年 錦絵・和紙 北九州市立美術館蔵

香月泰男《木版画集「ニース」ルノアールの庭》1974年 木版・紙 北九州市立美術館蔵

香月泰男《木版画集「ニース」ルノアールの庭》
1974年 木版・紙 北九州市立美術館蔵

ページのトップへ