所蔵作品
所蔵作品紹介
吉田 博(YOSHIDA, Hiroshi)
渓谷秋景

福岡県久留米市出身の吉田博は明治・大正・昭和を通じて文展や帝展で活躍した洋画家である。水彩画や木版画も多く残した。18歳で上京し小山正太郎が主宰する不同舎に入門した。黒田清輝が率いる白馬会に対し、旧派と呼ばれた明治美術会に属するもので、吉田はそのリーダー格となって、明治の洋画史を二分した。1899年その不動舎のメンバーらとアメリカを旅行、持参した水彩風景画がデトロイトやボストンで好評を博した。吉田の本分は風景画にある。自然への畏敬と深い愛着をもって、日本の山々渓谷を描きつづけた。その清新な描写は、多くの山々を実際に歩き、自然に溶け込み、空気と一体化して自然をつかもうとする態度から生まれたものである。
| 部門 | 絵画 |
|---|---|
| 作家名 | 吉田 博(YOSHIDA, Hiroshi) |
| 生没年 | 1876-1950年 |
| 作品名 | 渓谷秋景 |
| 制作年 | 1933年頃 |
| 大きさ | 80.4×60.4cm |
| 技法・素材 | 油彩・麻布 |