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ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ
2020年12月12日(土)~2021年1月31日(日)

ショーン・タンは、約5年におよぶ制作期間を経て、2006年に移民をテーマにしたグラフィック・ノベル『アライバル』を発表しました。テキストを使わずに緻密にイメージを組み立ててつくり上げたこの物語は、
すぐさま国境を越えて世界中の人々を驚かせました。本展は、タンの全面的な協力のもとに開催される日本初の大規模な個展です。彼が最初に絵と文を手がけた絵本『ロスト・シング』から最新作までの原画と習作のほか、スケッチ、映像作品、変な生き物をかたどった立体作品も含め約130点の作品を展示し、彼がつくる奇妙で懐かしい世界をたっぷりご紹介します。本展開催を記念して、タン本人が九州をイメージしたスケッチの描き下ろしを制作。本展会場のみ、その原画も展示します。
1974年オーストラリア生まれ。
幼いころから絵を描くことが得意で、学生時代からSF雑誌で活躍。西オーストラリア大学では美術と英文学を修める。2006年に刊行した『アライバル』は現在23の言語で出版されている。
イラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプト・アーティストとしての活動の場をひろげている。
約9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で2011年にアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。同年、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞。2020年、ケイト・グリーナウェイ賞受賞。
会期 | 2020年12月12日(土)~2021年1月31日(日) |
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開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 12月29日(火)~1月3日(日) |
観覧料 | 一般 1,100(1,000)円 高大生 800 (700)円 小中生 500 (400)円 ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(公的機関発行の証明書などの提示が必要)。※前売り券は、ローソンチケット(Lコード:81384)、チケットぴあ(Pコード:685-399)、CNプレイガイド(コード:CNC-35018)、セブンイレブン、ファミリーマート、小倉井筒屋で販売。※ローソンチケット、チケットぴあ、CNプレイガイド、セブン-イレブン、ファミリーマートについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。 |
主催 | 「ショーン・タンの世界展」実行委員会(テレQ・北九州市立美術館) |
後援 | オーストラリア大使館、東アジア文化都市2020北九州実行委員会、福岡県、北九州市、北九州市教育委員会、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー、筑豊電気鉄道株式会社 |
協賛 | 三洋ペイント |
監修 | ショーン・タン、ちひろ美術館 |
協力 | リバーウォーク北九州、株式会社河出書房新社、カンタス航空、ジョン・ハディ、ソフィ・バーン、アシェット・オーストラリア、アレン・アンド・アンウィン、株式会社みにさん、田中優子事務所 |
企画制作 | 株式会社求龍堂、株式会社廣済堂 |
会場 | ![]() 〒803-0812 北九州市小倉北区室町一丁目1番1号 |
公式サイト | ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ 公式サイト |
作品リスト | ![]() |
備考 | ◎館内では新型コロナウイルス感染症対策を実施しておりますので、ご協力をお願いいたします。 |


『アライバル』より
2004~2005年 ©Shaun Tan

《火曜午後の読書会》『遠い町から来た話』より
2004年 ©Shaun Tan

『ロスト・シング』より
1999年 ©Shaun Tan

『エリック』より
2007年 ©Shaun Tan